瀬戸内の藻場を育てるブルーカーボン – Blue carbon to nurture algal beds in the Seto Inland Sea.

観光地域づくり団体『NIL( Next IRIAI Lab. )』の「IRIAI(入会 / いりあい)」は、茅葺(かやぶき)屋根などにつかわれる茅場(かやば)の管理が語源になっています。瀬戸内における『イリアイ』にあたる共有財産はなんだろうと考えると、甘藻(アマモ)などの海草の『藻場(もば)』が豊かになれば瀬戸内が豊かになる。それを守るために山・街・島に暮らす市民や観光客に何ができるか、そのために海藻の専門家の蜂谷潤君と情報交換会でした。

蜂谷君の活動はこちら。

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ここからは妄想メモですが、「ゼロカーボンシティ」を宣言をしている香川県高松市において藻場を育てるブルーカーボンの活動ができないかなと。例えば、廃業した高松市民プール跡地とその横の海水浴場を、生き物の学習ができる環境体験型砂浜として整備、藻場の再生の実験の場として運用。食べられる海草を商品化など。

例えば、塩江で木質バイオマスを実現し、間伐体験をしながら里山を管理する観光コンテンツを醸成。そこでつくった薪や燃料をもって男木島でカーボン・ニュートラル・キャンプ

参考:ブルーカーボン – 国土交通省

木質バイオマス – 林野庁

ゼロカーボンシティ – 高松市

この記事を書いた人

yousakana

Landscape Designer / Photographer

Webメディア『物語を届けるしごと』主宰。四国・瀬戸内の美しい風景や文化を世界に発信しているデザイナー / フォトグラファーです。